飲食業で働く方(そしてよく旅をする方)ならご存じのとおり、学校で習った英語だけでは足りないことがよくあります。相手を理解し、自分の言いたいことを伝えるためには、語学力だけでなく、相手の食文化についての基本的な知識も必要になるのです。
そこでEuropean Schoolでは、飲食業界で学ぶ方・働く方、海外での就労を考えている方、そしてグルメな旅を楽しみたい旅行好きの方に向けた、新しい飲食業のための英語コースをご提案します。
食文化には、人々を結びつける力もあれば、隔てる力もあることはよく知られています。そして話し言葉も書き言葉も、あらゆる習慣や反応を映し出す記録となります。
食は、豊かに整えられた食卓を囲む唯一無二の喜びで人々を結びつける一方で、まるで異星人のように思えるほど奇妙に感じられる習慣によって人々を隔てもします。スパゲッティにケチャップ? 朝食にベーコンを食べない? 言語はこうした違いを、翻訳しがたい言葉として記録します。プディングにせよカルボナーラにせよ、それを生み出したレシピと同じくらい唯一無二の言葉として。
言葉そのものに加えて、外国人のお客様と接する仕事をする方にとっては、英語圏をはじめとする外国文化の人々が食に対してどのような期待を抱いているかを知ることが特に重要です。そうすることで、誤解やすれ違いを避けられます。
イギリスの食文化
イタリア人は、イギリスに対してとても強い先入観を抱きがちです。あちらでは食事がまずい、というものです。これは、イタリアの気候がもたらす食材の豊富さに慣れているせいかもしれませんし、イギリスで実際に何が食べられているかを私たちがよく知らないせいでもあるでしょう。
たしかにFish & Chipsは国内どこでも見かけますが、それがイギリス人の典型的な食事というわけでは決してありません。それどころか、地元の料理はとてもバラエティに富んでいます。特に肉料理については、煮込み、ロースト、その他さまざまな調理法があります。
私たちには奇妙に感じられる味の組み合わせもあるかもしれません。それは多くの場合、甘酸っぱい組み合わせ(ローストの付け合わせに使う甘いソースなど)によるもので、イタリア料理ではほとんど使われることのない手法です。
なぜ飲食業に特化した英語コースなのか?
5月9日、ルッカにて、European Schoolはプロのガストロノミーと飲食業界に特化した英語コースをスタートします。
コースは全25時間で、英語の基礎的な知識をすでにお持ちの方を対象とし、外国人のお客様と働く方や海外での就労期間を希望する方のニーズに特に応えられるよう設計されています。とはいえ、旅行好きの方やグルメな方にとっても興味深い内容です。
コースのプログラム内容はこちらです。
- お客様とのコミュニケーションと接客。
- さまざまな国籍のお客様への対応方法(テーブルマナーの主なルール)。
- 英語圏とイタリアの代表的なレシピの分析:特別な要望(ヴィーガン、ベジタリアン、セリアック病、お子様向けメニューなど)に対応するメニュー。
- 業界特有の語彙(飲食業における組織体制と役割)。
- 典型的な場面のシミュレーション:電話・オンラインでの予約、キャンセル、お出迎え、個別の
- ご要望への対応、問題解決力(problem solving)。
- お客様とスタッフのロールプレイ。
- イタリアの食とワインの文化(料理用語とソムリエ用語)。
プロフェッショナリズム。英語においても。
5月9日にルッカで開講する飲食業のための英語コースは、European Schoolが提供する職業別の特化型語学コースのひとつにすぎません。
私たちのコースラインナップには、観光接客業、園芸・花卉栽培業、対面販売業向けの語学コースもあります。
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